小田急小田原線・本厚木駅東口から徒歩ですぐの場所に位置する複合施設「アミューあつぎ(アミュー厚木)」。地域のカルチャー発信地として、また子育て世代やシニア層の日常を支える公共・商業融合スペースとして、厚木市内外から連日多くの来館者を集めています。
商業ビルとしての利便性と、厚木市が主導する公共施設ならではの安心感が両立する本施設は、休日のお出かけスポットや平日のワークスペースとしても高い人気を誇ります。本稿では、名作映画を上映するミニシアターの魅力から、知っておきたい駐車場割引、ファミリーに優しい支援施設、ランチスポットまで、2026年現在の最新情報を総力取材で詳しく解説します。
【再生の軌跡】旧厚木パルコから厚木市複合施設「アミューあつぎ」への転換

アミューあつぎの歴史を語るうえで欠かせないのが、前身である「厚木パルコ」の存在です。1994年の開業以来、県央エリアの若者カルチャーを牽引してきたパルコでしたが、消費スタイルの変化に伴い2008年に惜しまれつつ閉店。中心市街地の大型空き店舗化が地域経済の大きな課題となっていました。
この局面を打開すべく、厚木市が建物を取得し、大規模リノベーションを施して2014年4月にリニューアルオープンさせたのが現在の「アミューあつぎ」です。「あつぎ」と「ミュージアム」などを掛け合わせた名称のもと、単なるショッピングモールではなく「人・モノ・文化をつなぐ複合施設」として見事な再生を遂げました。官民が連携した地方都市の再開発モデルケースとして、現在も全国の自治体から熱い視線が注がれています。
【映画ファン必見】「あつぎのえいがかんkiki」の魅力と上映スケジュール
アミューあつぎ9階に位置する「あつぎのえいがかんkiki」は、映画ファンから圧倒的な支持を集めるミニシアターです。大手シネコンでは取り上げられない国内外のインディペンデント映画や珠玉のドキュメンタリー、不朽の名作クラシック映画を中心に独自のキュレーションを行っています。
館内は3つのスクリーンを備え、座席の座り心地や音響設計にも細やかなこだわりが光ります。監督や出演者を招いたトークイベントや舞台挨拶も定期的に開催されており、製作者と観客の距離が近い温かなコミュニティ空間としても機能しています。最新の上映スケジュールやチケット予約状況は、公式サイトおよび劇場窓口で随時更新されているため、鑑賞前のチェックが欠かせません。
【フロアガイド&店舗一覧】人気テナントからランチ・カフェ事情まで
地下1階から地上8階までのフロアには、暮らしを彩る多彩なテナントが集結しています。アミュー厚木のフロアガイドをもとに、主要な見どころを整理しました。
地下1階には、地域密着の生鮮食品店や飲食店が並び、日常の買い物やテイクアウトに便利です。1階から3階の低層階には、ファッション・生活雑貨店やカルチャースクール、クリニックなどが入居。ランチやカフェタイムを過ごすなら、館内の落ち着いたカフェや近隣の飲食店が便利で、こだわりのコーヒーや軽食を楽しみながらゆったりと読書や作業に打ち込めます。
上層階(5階〜8階)は「あつぎ市民交流プラザ」となっており、音楽スタジオ、クッキングスタジオ、ギャラリー、ホールなど市民の創作活動やサークル活動を支える設備が驚くほどのリーズナブルな料金で提供されています。
【子育て世代の強い味方】子育て支援センター「もみじの手」と充実サービス
アミューあつぎがファミリー層に絶大な支持を受ける最大の理由が、8階にある厚木市子育て支援センター「もみじの手」です。広々とした室内プレイスペースには、木製の温もりある知育玩具や大型遊具が揃い、天候に左右されず未就学児と保護者が安心して過ごせます。
保育士や専門スタッフが常駐しており、育児の不安や悩みを気軽に相談できる環境が整備されているのも魅力です。さらに一時預かり事業(有料・事前予約制)も実施されており、保護者が通院やリフレッシュ、映画鑑賞をする際にも心強い味方となってくれます。授乳室やおむつ交換台も完備されているため、乳幼児連れでもストレスなく利用できます。
【アクセス&駐車場】本厚木駅からのルートと提携割引の仕組み
アミューあつぎへの交通アクセスは極めて良好です。小田急小田原線「本厚木駅」東口から徒歩約3分。駅直結の地下道「あつぎロード」を通れば、雨の日でも傘を差さずに館内地下1階へ直接アクセスできる利便性を備えています。
車での来館時には、地下に併設されている専用駐車場や、周辺の厚木中央公園地下駐車場などの提携パーキングが利用可能です。館内の対象店舗での買い物やサービス利用、あるいは市民交流プラザの施設利用に応じて、駐車料金の割引サービス券が発行されます。利用するテナントごとに割引条件(利用金額や滞在時間)が異なるため、各店舗のレジやインフォメーションカウンターで駐車券を忘れずに提示しましょう。
【営業時間・休館日・イベント最新情報】訪問前のチェックポイント
アミューあつぎの基本営業時間は、商業店舗が10:00〜20:00、公共フロア(あつぎ市民交流プラザ)が9:00〜22:00となっています。ただし、クリニックや「あつぎのえいがかんkiki」、各飲食店によって営業時間が一部異なるため注意が必要です。休館日は基本的に年末年始(12月29日〜1月3日)や全館設備点検日を除き、年中無休で稼働しています。
また、エントランス広場や屋外スペース、ギャラリーでは、週末を中心にクラフト市、マルシェ、アート展、音楽ライブなど多彩なイベントが随時開催されています。最新の催事情報は館内ポスターや公式ホームページで告知されているため、お出かけ前の情報収集をおすすめします。
【アミュー 厚木】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アミューあつぎに無料Wi-Fiや自習スペースはありますか?
A1:はい。館内の市民交流プラザ周辺やオープンスペースでは、厚木市の公衆無線LANサービス(Atsugi Free Wi-Fi)が利用可能です。また、学生や社会人の学習・読書向けに開放されているフリースペースやワークデスクも用意されています。
Q2:映画館「あつぎのえいがかんkiki」は会員割引やシニア割引がありますか?
A2:あります。年会費制のkikiファンクラブ会員への入会で鑑賞料金が常時割引になるほか、毎月1日の映画サービスデー、シニア割引、障がい者割引、レイトショーなど多様な割引体系が用意されています。
Q3:授乳室やベビーカーの貸し出しは行っていますか?
A3:8階の子育て支援フロアをはじめ、館内各所に清潔な授乳室・調乳用温水器・おむつ替えスペースが完備されています。ベビーカーの貸し出しについても受付窓口で対応しています。
かつての商業ビルから、市民の憩いと文化発信のハブへと見事な転換を果たしたアミューあつぎ。良質な作品に出会えるミニシアター、充実した子育て支援、利便性の高い公共スペース、そして駅チカの快適なアクセス環境がそろった本施設は、厚木の暮らしに欠かせないランドマークです。日常のちょっとしたお買い物から週末のリフレッシュまで、ぜひ目的に合わせてアミューあつぎを存分に活用してみてください。