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初節句で旦那の親のお祝い相場は?雛人形・兜の購入と食事会マナー

月岡 空 月岡 空 • 更新: • 公開: • 読了約 10 分
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赤ちゃんが生まれて初めて迎える桃の節句(3月3日)や端午の節句(5月5日)。子どもの無病息災と健やかな成長を祈る大切な伝統行事ですが、多くのパパやママが頭を悩ませるのが「旦那の親(義実家)との付き合い方」です。お祝い金の相場や人形飾りの購入負担、食事会の費用分担など、地域の風習や世代間の意識の違いからトラブルに発展するケースも少なくありません。

両家が気持ちよくお祝いし、赤ちゃんの記念すべき日を最高の一日にするために、知っておくべき相場観や暗黙のルールを解説します。

【2026年最新】旦那の親(義実家)からの初節句お祝い相場と祖父母の平均額

初節句お祝い旦那の親

旦那の親から贈られるお祝い金は、家ごとの考え方や地域差があるものの、一般的な祖父母からの初節句お祝い金の相場は5万円〜10万円です。高額なケースでは15万〜30万円にのぼることもあります。

お祝いの内訳としては、主に以下の3パターンに分かれます。

① 現金を包む場合:5万〜10万円程度をご祝儀袋(紅白の蝶結びの水引)に入れて渡す。
② 節句飾り(人形・兜)を直接購入・寄贈する場合:10万〜20万円相当の品物を現物支給する。
③ 初節句の食事会費用を全額負担する場合:外食の席代や自宅ケータリング代(5万〜10万円程度)を支払う。

母方の実家が雛人形や兜を用意した場合、旦那の親側が「同等の金額をお祝い金として包む」または「食事会の費用を受け持つ」という形でバランスを取る家庭が増えています。

雛人形・兜は誰が買う?「母方・父方」の伝統と現代の折衷ルール

節句飾りをどちらの家が買うべきかという問題は、初節句で最も意見が割れやすいポイントです。そもそも昔のしきたりでは、「雛人形や五月人形などの節句飾りは母方の実家が買う」とされていました。これには、嫁入り道具の一つとして実家が持たせる意味合いや、昔は嫁ぎ先へ頻繁に顔を出せなかった母方の祖父母が「孫に会う口実として人形を届けた」という歴史的背景があります。

しかし、住環境や家族観が変化した現代では、この伝統をそのまま当てはめるケースは減っています。特に男の子の初節句(端午の節句)では、「跡取りのお祝いだから父方(旦那の親)が兜を買うべきでは?」と考える義両親も少なくありません。

現在主流となっている解決策は次の3通りです。

・両家で費用を折半する:パパママが好みのコンパクトな兜飾りや雛人形を選び、両家の祖父母が半分ずつ資金を援助するスタイル。
・役割を分担する:母方が人形本体を購入し、旦那の親が名前旗や市松人形、当日の食事会費用を担当する。
・パパママ自身が購入し、両家からは一律お祝い金をいただく:住宅事情(飾るスペースや収納場所)に合わせ、自分たちで購入した上で、祖父母からのお祝いをそれに充てる。

勝手にどちらかが高額な大型飾りを購入して「部屋に置けない」といった事態を防ぐためにも、旦那さんを通じて事前に意向を確認しておくことが不可欠です。

初節句の食事会費用はどちらが払う?自宅・外食の最新支払いマナー

初節句当日は、両家の祖父母を招いてお祝いの食事会を開くのが一般的です。費用の支払いについては、「招待した側(赤ちゃんのパパとママ)が全額負担する」のが基本マナーです。

外食にするか自宅でお祝いするかによって、予算や段取りが異なります。

【外食の場合】
個室のある日本料理店やホテルレストラン、料亭などを利用する場合、大人1人あたり6,000円〜15,000円程度が相場です。赤ちゃん用の離乳食持ち込みの可否やベビーベッド・座布団の有無を事前に確認しておくと安心です。会計時は祖父母に気を遣わせないよう、パパが中座してスマートに支払いを済ませるのが鉄則です。

【自宅の場合】
赤ちゃんがリラックスして過ごせる自宅での開催も高い人気を集めています。仕出し弁当やケータリング、デリバリーを活用した場合、大人1人あたり3,000円〜6,000円程度に抑えられます。ちらし寿司やりゅうきゅう、はまぐりのお吸い物、柏餅やちまきを用意するのが定番です。

なお、旦那の親から「お祝いとして食事代を出したい」と申し出があった場合は、頑なに断るのではなく、一度感謝を述べて素直に甘えるのも円満なコミュニケーションの一環です。その際は、後日手土産や丁寧な写真アルバムを贈るなどして感謝を行動で示しましょう。

内祝い(お返し)の相場とルール|義両親へ感謝を伝える写真とお礼状文例

祖父母から初節句のお祝いをもらった場合、「食事会に招待すること自体が内祝い(お返し)」となるため、原則として品物での個別のお返しは不要とされています。ただし、食事会に参加できなかった場合や、高額なお祝い金(10万円以上など)をいただいた場合は、内祝いの品を贈るのが礼儀です。

内祝いを贈る場合の相場は、いただいた金額の3分の1から半額程度(半返し)です。品物としては、名入れのお米、有名店の和菓子、カタログギフト、上質なタオルなどが喜ばれます。

そして何より義両親が心待ちにしているのが、孫の晴れ姿の写真とお礼の言葉です。フォトブックやプリントアウトした写真を添えて、以下のようなお礼状を送りましょう。

【お礼状のメッセージ文例】
「お父様、お母様
この度は〇〇の初節句にあたり、過分なお祝いをいただき心より御礼申し上げます。
いただいた立派な兜(雛人形)の前で、〇〇も嬉しそうに手足をバタバタさせて笑顔を見せておりました。
当日の記念写真を同封いたしますので、ぜひご覧ください。
季節の変わり目ですので、どうかご無理をなさらずお過ごしください。
また近いうちに〇〇の顔を見せに伺います。」

「義実家を呼ばない」「お祝いがもらえない」トラブル回避と円満な対処法

親族付き合いでは、時にデリケートな問題が発生します。代表的な2つのケースについての現実的な対処法を確認しましょう。

【ケース1:距離やスケジュールの都合で義実家を食事会に呼ばない場合】
遠方に住んでいる、あるいは関係性の都合で旦那の親を食事会に招待しない場合は、事前の丁寧な連絡と事後の手厚いフォローが不可欠です。「赤ちゃんの体調を考慮して今回は家族のみで簡単に済ませる」旨を旦那さんから伝えてもらい、節句当日にはビデオ通話をつないだり、プロカメラマンに依頼した記念写真を台紙にセットして送るなど、疎外感を与えない工夫が角を立てない秘訣です。

【ケース2:旦那の親からお祝い金やお祝いの言葉がない場合】
「母方ばかりがお金を出して、義実家からは何ももらえない」と不満を抱えるパパママもいます。しかし、家庭によっては「初節句は母方が主導するもの」という古い認識が強く、悪気なくノータッチでいるケースも多々あります。
見返りを求めて催促するのはトラブルの元です。「お祝いをもらうこと」に固執せず、節句飾りの前で撮った写真や動画を「無事に初節句を迎えました」と報告として送るだけに留めるのが、精神衛生上もっともスマートな大人の対応です。

【初節句 お祝い 旦那 の 親】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:義実家から相場を大幅に超える高額なお祝い(30万円以上など)をもらった場合、お返しはどうすべき?
A1:高額なお祝いは「孫の将来のための援助」という意味合いが強いため、無理に半返し(15万円など)をする必要はありません。食事会への招待に加え、1万〜2万円前後の上質なギフト(名入れギフトや家族写真アルバムなど)を選び、感謝の手紙を添えてお返しするのが適切です。

Q2:旦那の親から「雛人形(兜)を買ってあげる」と言われたが、デザインやサイズが好みに合わない時は?
A2:義両親が独断で購入してしまう前に、旦那さんを通じて「マンションでスペースが限られているため、飾る場所の寸法に合わせて一緒に選びたい」と伝えましょう。カタログを一緒に見たり、店舗へ同行してもらって選ぶスタイルに誘導するのがもっとも角が立ちません。

Q3:初節句のお祝い食事会は、3月3日や5月5日の当日でないとダメですか?
A3:当日にこだわる必要はまったくありません。節句当日前後の土日や、大安・友引などの吉日を選んで日程を組むのが一般的です。赤ちゃんや祖父母の体調、仕事の都合を最優先にスケジュールを調整しましょう。

赤ちゃんの初節句は、家族の絆を深める素晴らしい節目です。旦那の親からのお祝いの受け取り方や人形の購入、食事会の段取りにおいては、「昔ながらのしきたり」と「現代の生活スタイル」のすり合わせが欠かせません。

最も重要なのは、ママ一人で抱え込最初に、旦那さんがしっかりと間に入って両家の意向を調整することです。形式にとらわれすぎず、主役である赤ちゃんの成長を全員で温かく見守る気持ちを大切に、思い出に残る初節句を迎えてください。

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