ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 胴突き仕掛け自作で釣果激変!初心者でも簡単・高コスパ作成術

胴突き仕掛け自作で釣果激変!初心者でも簡単・高コスパ作成術

安藤 澪 安藤 澪 • 更新: • 公開: • 読了約 10 分
目次

堤防釣りや船釣りで絶大な実績を誇る定番スタイルといえば「胴突き(どうづき)仕掛け」です。アジやメバル、カワハギ、カサゴなど狙える魚種が幅広く、初心者からベテランまで親しまれていますが、釣具店で市販の完成仕掛けを買い続けると意外にかさむコストや、「あと数センチ枝スが長ければ根掛かりを回避できたのに」といったもどかしさを感じる場面も少なくありません。

実は、胴突き仕掛けの自作は基本的な結び方を覚えるだけで驚くほど手軽に始められます。現場の状況に合わせた長さや号数の微調整が可能になり、根掛かりの多いポイントでも臆せず攻められるため、結果として釣果が飛躍的にアップします。本稿では、道具選びから失敗しない結び方のコツ、人気ターゲット別の黄金スペックまで、現場で本当に役立つノウハウを余すところなくお伝えします。

市販品より圧倒的に安い?胴突き仕掛け自作のコスト比較と釣れる理由

胴付き仕掛け自作

市販の胴突き仕掛けはパッケージから出してすぐに使える利便性があるものの、2組入りで400円〜700円程度(1組あたり200円〜350円前後)が相場です。堤防の足元やテトラ帯、磯場など根掛かりが頻発するポイントを攻めると、1回の釣行で数セットをロストしてしまい、財布へのダメージが大きくなります。

一方、糸や針、サルカンなどの部材をまとめて揃えて自作した場合、初期投資として2,000円〜3,000円ほどかかるものの、仕掛け1組あたりの単価はおよそ30円〜70円程度まで一気に抑えられます。消耗を恐れずにボトム(海底)のタイトなポイントへ仕掛けを送り込める心理的余裕は、釣果を伸ばす大きなアドバンテージです。

さらに自作最大の強みは「自由自在なカスタム性」にあります。その日の潮の速さ、魚の活性、エサ取りの多さに応じて、エダスの長さ(ハリスの長さ)や針の間隔(幹糸の間隔)を数センチ単位で最適化できるため、既製品では対応しきれないシビアな状況下でも本命のアタリを引き出すことができます。

【胴突き仕掛け自作初心者入門】揃えておくべき基本アイテムと選び方

胴突き仕掛け作りに特別な専門工具は必要ありません。まずは以下の基本パーツを揃えることからスタートしましょう。

1. 幹糸(みきいと)とハリス(枝糸)
幹糸には適度な張りがあり擦れに強いフロロカーボンラインが最適です。ハリスも同様にフロロカーボンが基本となりますが、しなやかにエサを漂わせたい場合はナイロンラインを選択肢に入れるケースもあります。太さは「幹糸 > ハリス」のバランスを崩さないことがトラブルを防ぐ大原則です。

2. 釣り針
狙うターゲットに合わせて、アジ針、メバル針、カワハギ針(ハゲ針・丸セイゴなど)を選びます。ハリス付きの結び済み針を購入すれば、針結びの手間を省いて仕掛け作りをスピードアップできます。

3. スナップサルカン・小型スイベル
道糸との接続部にはヨレを防ぐ小型スイベル(サルカン)、最下部のオモリ接続部には交換がスムーズなスナップサルカン(インターロック付きがおすすめ)を使用します。小型で強度の高いものを選ぶと仕掛け全体が軽快に仕上がります。

4. エダス接続パーツ(回転ビーズなど)
結びだけでエダスを出す直結スタイル以外に、幹糸に通して使う「回転ビーズ」や「ハリス止めビーズ」を用意しておくと、エダスの絡み激減や現場でのワンタッチ交換が可能になります。

胴突き仕掛けのエダス出し方と結び方のコツ|チチワ・8の字結びと回転ビーズ

胴突き仕掛け自作において最大のハードルとされがちなのが「幹糸からいかにトラブルなくエダス(枝ス)を出すか」という点です。代表的な2つのアプローチを解説します。

【手法1】パーツを使わない「チチワ結び」と「8の字結び」
金具を使わずシンプルに仕上げる王道の手法です。幹糸の途中に8の字結びで小さなループ(チチワ)を作り、そこに先端を8の字結びでコブ状にしたハリスをくぐらせて固定します。コストが最も安く、仕掛け全体が軽くなるため、メバルやアジのように自然なフォールを好む魚に効果的です。結び目を作る際は、ラインの摩擦熱による強度低下を防ぐため、必ずツバや水で湿らせてからゆっくり締め込みましょう。

【手法2】トラブル激減&交換自在な「回転ビーズ」仕様
幹糸に回転ビーズを通し、上下を「編み込み」または「8の字結び(または浮きゴム・ビーズ止め)」で挟み込んで固定する方式です。ビーズ内部でハリスが360度スムーズに回転するため、潮流によるハリスの幹糸への巻き付き(糸絡み)が劇的に減少します。特に手返しを重視するカワハギ釣りや、夜釣りでのトラブル回避には欠かせない選択肢です。

【ターゲット別スペック一覧】幹糸・ハリス号数とオモリ号数の目安

狙う魚種によって求められる仕掛けの剛性感やアピール力は大きく異なります。堤防からの釣りに適した代表的なスペックは以下の通りです。

◆ アジ(堤防・足元サビキや切り身釣り)
・幹糸:フロロカーボン 1.5号〜2.0号
・ハリス:フロロカーボン 0.8号〜1.2号(長さ 15〜25cm)
・針:小アジ針 5〜7号、チンタメバル 6号前後(2〜3本針)
・オモリ:3号〜8号(水深や潮の流れに合わせて調整)
アジは口元が弱いため、細ハリスで違和感なく吸い込ませる繊細さが大切です。

◆ メバル・カサゴ(テトラ・敷石・夜釣り)
・幹糸:フロロカーボン 2.0号〜2.5号
・ハリス:フロロカーボン 1.0号〜1.5号(長さ 20〜30cm)
・針:メバル専用針 7〜9号、丸セイゴ 8〜10号(2本針)
・オモリ:3号〜6号
メバル狙いではエダスをやや長めにして漂わせ、カサゴ狙いでは最下段のエダスをオモリのすぐ上(5〜10cm)に設定して底スレスレを直撃するのがコツです。

◆ カワハギ(堤防・筏)
・幹糸:フロロカーボン 3.0号〜4.0号(張りを持たせてアタリを直伝)
・ハリス:フロロカーボン 2.0号〜2.5号(長さ 5〜8cmの極ショート)
・針:カワハギ専用ハゲ針 4〜5号、スピード針 6〜7号(3本針)
・オモリ:5号〜15号(集魚板や中オモリを追加する場合あり)
「エサ取り名人」と呼ばれるカワハギには、硬めの太い幹糸と極短いハリスを組み合わせ、わずかな触覚をダイレクトに手元へ伝えるセッティングが必須です。

実釣で差がつく!仕掛けの絡みを防ぐ自作テクニックと保管方法

自作した仕掛けを現場で快適に使うためには、作成時と保管時のちょっとした工夫が差を生みます。

最初に、エダスの長さは「針同士が触れ合わない間隔」に設計するのが鉄則です。例えばエダスが20cmの場合、幹糸の枝間は最低でも45cm以上離すことで、キャスト時やフォール中の空中・水中での針絡みを未然に防止できます。

また、自宅で複数作製した仕掛けは、市販のスポンジ製「仕掛け巻き」や、EVA素材のスプールシートに巻き付けておくのがおすすめです。オモリ用のスナップサルカン側から巻き始め、上部のサルカンを最後に留めると、釣り場に到着した際に道糸へ接続してからスムーズに引き出すことができます。チャック付き小袋に「対象魚・幹糸号数・ハリス号数」を油性ペンで明記して整理しておけば、現地の急な状況変化にも素早く対応可能です。

【胴突き仕掛けの自作】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:完全な釣り初心者でも針結びや仕掛け作りはできますか?
A1:問題ありません。針結びに不安がある場合は、最初からハリスが結ばれている「糸付き針」を購入して活用するのがおすすめです。幹糸とハリスの接続(8の字結びや回転ビーズの固定)さえ覚えれば、誰でも10分程度で完成させることができます。

Q2:幹糸にナイロンラインを使っても大丈夫ですか?
A2:使用自体は可能ですが、基本的にはフロロカーボンラインを強く推奨します。ナイロンは伸びやすいため魚のアタリがボケやすく、コシが弱いためエダスが幹糸に絡みつきやすくなります。適度な張りと耐摩耗性を持つフロロカーボンを使うことがトラブル防止の秘訣です。

Q3:自作仕掛けは1回使ったら捨てたほうが良いですか?
A3:釣行後に真水で塩分を洗い流して陰干しすれば再利用可能です。ただし、ハリスにパーマ(糸のヨレや縮れ)が入っていたり、針先が指の爪の上で滑るほど鈍っている場合は、釣果に悪影響を与えるためその部分だけ新しいハリス・針に結び直すか、新しい仕掛けに交換してください。

胴突き仕掛けの自作は、単なるコスト削減にとどまらず、「狙うポイントの水深」「潮の流れ」「捕食しているエサの大きさ」といった現場のリアルな海中環境を論理的に攻略するための強力な武器となります。

自分の手で緻密に組み上げた仕掛けで狙い通りの魚を釣り上げた瞬間の達成感は、市販品を使った釣りとは比べものになりません。まずは基本の2本針仕掛けから手を動かし、自分だけのベストバランスを見つけ出してみてはいかがでしょうか。

同じカテゴリの記事

安藤 澪
コンテンツディレクター 安藤 澪
プロフィールを見る →

観光情報は自治体と施設の公式資料を一次情報とし、季節や営業状況の変化は更新日と一緒に明示します。

おすすめの関連記事