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メイドインアビスのゲームはなぜ「ひどい」と酷評されたのか?真の評価

安藤 澪 安藤 澪 • 更新: • 公開: • 読了約 8 分
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ダークファンタジーの金字塔として絶大な人気を誇る漫画『メイドインアビス』。その初となる本格3DアクションRPG『メイドインアビス 闇を目指した連星』がスパイク・チュンソフトから発売された際、SNSやレビューサイトでは「ひどい」「理不尽なクソゲー」といった痛烈な批判が相次ぎ、大きな物議を醸しました。

一時は炎上騒動にまで発展した本作ですが、発売から時間が経過した現在では、カルト的な熱狂を生む「唯一無二の原作再現ゲー」として再評価される動きも起きています。なぜこれほどまでに評価が真っ二つに割れたのか、酷評の決定的な原因からアップデートによる改善状況、そしてプレイヤーのリアルな評判までを徹底検証します。

【炎上の真相】『メイドインアビス 闇を目指した連星』が「クソゲー」と呼ばれた理由

メイドインアビスゲームひどい

発売当初、多くのプレイヤーが「ひどい」と声を揃えた背景には、事前の期待と実際のプレイ体験における大きなギャップがありました。本作はアニメを追体験する短めのチュートリアルモード「HELLO ABYSS」と、オリジナル主人公を操作して深淵の底を目指す本編「DEEP IN ABYSS」の二部構成になっていますが、特に本編開始直後からプレイヤーを圧倒的な理不尽が襲います。

中でも批判の的となったのが、武器の耐久値が極端に低いシステムです。過酷な原生生物が徘徊するアビスにおいて、武器があっという間に壊れてしまい、戦闘を避けるか素材を常に集めて現地調達し続けなければなりません。加えて、序盤のインベントリ容量(所持重量制限)が非常にシビアで、少しアイテムを拾っただけですぐに動けなくなるなど、快適なアクションゲームを期待していた層からは「ストレスしか溜まらない」と低評価が下される結果となりました。

プレイヤーを絶望させた理不尽な死にゲー仕様|「アビスの呪い」と上昇負荷のリアル

本作における探索の難易度を極限まで引き上げているのが、原作の設定を容赦なくシステムへ落とし込んだ「アビスの呪い(上昇負荷)」です。アビスの深層へ潜れば潜るほど、少し上方向に移動(ジャンプや崖登り、階段の上昇など)しただけで、画面が歪み、嘔吐や強烈な視界不良、さらには出血といったペナルティがダイレクトに発生します。

この仕様に加えて、マップ移動のロード直後に敵が目の前へ即時リスポーンする配置や、足場が崩落して奈落へ落下死する即死トラップが頻発しました。回避不能に近い状況で命を落とすケースが多発したため、ネット上では「高難度アクションではなく単なる理不尽な死にゲー」との厳しい声が噴出することになりました。

CERO Zの容赦なきグロ表現と原作再現度の高さが生んだ光と影

本作は家庭用ゲームとしては最高区分である「CERO Z(18才以上のみ対象)」でリリースされました。その理由となったのが、原生生物に捕食された際や落下死した際に描かれる、主人公たちの凄惨な死亡演出です。身体が欠損したり、無惨に食い荒らされたりする過激なグロテスク表現は、原作の持つダークな世界観を忠実に再現している一方で、ライトなアニメファンに強い精神的ショックを与えました。

しかし、この過剰とも言えるこだわりこそが、一部のコアファンから「神ゲー」と崇められる決定打でもあります。アビスの美しさと恐ろしさが隣り合わせになった圧倒的な生態系、一歩間違えれば命を落とすサバイバル感は、生半可なファンディスクでは決して味わえない「本物のアビス体験」として成立しています。

アップデートによる改善状況とSteamレビュー・ネット上のリアルな評判

発売直後はPCプラットフォームのSteamレビューでも「賛否両論」となり、荒削りな操作性や進行不能バグに対する不満が目立ちました。しかし、開発を手掛けたスパイク・チュンソフトによる継続的なアップデートが実施されたことで、状況は着実に好転しています。

アプデによって、不条理だった原生生物のリスポーン頻度や一部挙動の調整、進行を妨げる不具合の修正が行われ、プレイ環境は格段に安定しました。現在のネットの反応や評判を見ても、「仕様を理解し、準備を徹底すれば中毒性抜群のスルメゲー」「原作へのリスペクトが凄まじいハードコア探索ゲー」という前向きな評価が多数を占めるようになっています。

深淵の底を目指すための攻略法|難易度を乗り越える心構え

本作を「理不尽なクソゲー」で終わらせず楽しむためには、一般的な無双系アクションとは異なる立ち回りが大切です。最重要となるのは「無理な戦闘を避け、逃走とステルスを徹底すること」です。敵を倒しても経験値やドロップアイテムのリターンがリスクに見合わない場面が多いため、いかに原生生物に見つからず目的地へ到達するかが鍵を握ります。

また、ピッケルやロープなどの探索ツールと食料の重量管理を徹底し、セーブポイントとなるキャンプ地を把握しながら少しずつ探索範囲を広げる計画性が不可欠です。この慎重な登攀プロセスを楽しめるようになれば、度し難い深淵の世界が最高の冒険の舞台へと変貌します。

【メイドインアビス ゲーム ひどい】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:アクションゲームが苦手な原作ファンでもクリアできますか?
A1:難易度は全体的にかなり高く、救済措置も少ないため、アクション初心者には非常に厳しい設計です。ただし、アイテムの準備やルート選択を慎重に行う「知識と対策」でカバーできる部分も多いため、死にゲー特有の試行錯誤を楽しめる方であればクリア可能です。

Q2:アニメだけ知っている状態でも楽しめますか?
A2:原作やアニメを観ている方ほど、背景設定や原生生物の生態、上昇負荷の恐ろしさを実感でき、深く楽しめます。ストーリー自体もオリジナル主人公視点で描かれるため、原作知識がある方が圧倒的に没入できます。

Q3:発売当初からアップデートで遊びやすくなりましたか?
A3:度重なるパッチ適用により、理不尽なバグや一部の極端な敵配置が見直され、発売初期と比べてかなり遊びやすくなっています。ゲームの根本的な難易度は依然として高いものの、理不尽なストレス要因は大幅に緩和されています。

過酷な深淵に挑む覚悟がある者だけが辿り着ける名作

『メイドインアビス 闇を目指した連星』は、万人受けする手軽なキャラゲーを期待すると「ひどいクソゲー」に見える可能性があります。しかしその実態は、アビスという絶対的な脅威と絶望を体験させるために、あえてプレイヤーへ負荷を強いる挑戦的なハードコアRPGです。

理不尽を乗り越え、自らの知恵と経験で深層へと潜りきった瞬間の達成感は、他のゲームでは到底味わえません。数々のアップデートを経て快適性が向上した今こそ、覚悟を決めてアビスの深淵へと足を踏み入れてみる価値は十分にあります。

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コンテンツディレクター 安藤 澪
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