名古屋市のスポーツの拠点として多くの市民ランナーやアスリートに親しまれている名古屋市瑞穂公園北陸上競技場(パロマ瑞穂北陸上競技場)。メインスタジアムの大規模な建て替えが進むなか、トラック競技や日々のトレーニング環境を支える重要な施設として存在感を放っています。
個人でのトラック練習から学校・団体の専用利用まで幅広いニーズに応える施設ですが、利用ルールやスケジュール管理、アクセス方法には事前に把握しておくべきポイントが少なくありません。現地を取材する記者の視点から、予約の手続き、一般開放日の確認手順、更衣室や駐車場の使い勝手まで、2026年時点の最新情報を整理してお届けします。
【2026年最新】パロマ瑞穂スタジアム建て替えと北陸上競技場の現在

パロマ瑞穂スポーツパーク一帯は、2026年秋の第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)を見据えた大規模な再整備プロジェクトが進められてきました。メインスタジアムであるパロマ瑞穂スタジアムの建て替え工事が佳境を迎えるなか、補助競技場としての機能を担う北陸上競技場は、地域の陸上競技会や部活動の記録会、一般利用者の練習拠点としてフル稼働を続けています。
日本陸連第3種公認陸上競技場として整備されている北陸上競技場は、全天候型400mトラック(8レーン)を備え、本格的なインターバルトレーニングや短距離ダッシュの練習に最適なコンディションが維持されています。メイン側の工事に伴う仮囲いや一部通路の迂回はあるものの、北陸上競技場のトラックおよび付帯設備は通常通り運用されており、アスリートたちの熱気は途絶えていません。
一般開放日と利用時間|個人利用料金とスケジュールの調べ方
個人でトラックを走りたい場合、事前に団体貸切が入っていない「一般開放日」を利用します。パロマ瑞穂スポーツパークの施設案内ページに毎月掲載される月間行事予定表(大会スケジュール)をチェックし、空き区分を確認するのが確実なステップです。
利用時間区分は基本的に午前(9:00〜12:00)、午後(13:00〜17:00)、夜間(17:30〜21:00)に分かれており、季節や大会開催状況によって変動します。個人利用の料金設定は非常にリーズナブルで、大人1回あたり200円〜300円程度、小中学生は100円前後で利用可能です。利用当日は管理事務所前の券売機で利用券を購入し、受付に提示するだけで入場できます。
週末は陸上記録会や中長距離のトラックレースが組まれることが多いため、個人練習を狙うなら平日午前や夜間の時間帯が狙い目となります。
専用利用の予約方法と団体受付の手順
陸上クラブの練習会、学校行事、企業運動会などでフィールドやトラックを貸切る「専用利用」を希望する場合は、名古屋市電子自治体サービス(スポーツ施設利用照会・予約システム)を通じた手続きが必要です。
事前の利用者登録を済ませた後、利用希望月の前月(あるいは定められた抽選受付期間)に抽選エントリーを行い、当選後に利用確定手続きを進めます。大会や記録会といった大規模なイベント利用については、年間行事調整会議での事前枠確保が行われるため、土日祝日の全面貸切を狙う団体は数か月前からの綿密な計画が欠かせません。
更衣室・ロッカー・設備環境|快適に利用するためのポイント
北陸上競技場には、ランナーが快適に練習へ集中できるよう更衣室およびコインロッカーが完備されています。荷物の盗難防止のため、練習中であっても貴重品は必ずロッカーに預ける運用が推奨されます(利用時に100円硬貨が必要な返却式ロッカーが主流です)。
シャワー設備も備わっており、ハードな練習を終えた後に汗を流してそのまま帰宅することが可能です。ただし、大規模大会が開催されている時間帯は出場選手で更衣室が一時的に混雑するため、ピーク時間を避けるか、ある程度走れる服装で来場する工夫が役立ちます。また、トラック内は専用のスパイクピン(指定ミリ数以内)の使用が義務付けられているため、器具規定の事前確認を怠らないようにしましょう。
アクセスと駐車場攻略|瑞穂運動場東駅からの徒歩ルート
パロマ瑞穂北陸上競技場へのアクセスは、名古屋市営地下鉄名城線の利用が最もスムーズです。最寄り駅である「瑞穂運動場東駅」3番出口から徒歩約3分〜5分という抜群の立地を誇ります。桜通線「瑞穂運動場西駅」からも徒歩10分〜12分程度でアクセスできるため、利用路線に応じた使い分けが可能です。
車での来場を検討している場合、パロマ瑞穂スポーツパーク内の有料駐車場(北駐車場・地下駐車場など)を利用できます。駐車料金は1回あたり500円(普通車)前後が基本ですが、公園全体で大型イベントが重なる日は早朝から満車になるケースが珍しくありません。
特に隣接エリアの工事車両出入りや大会開催日は周辺道路の渋滞が発生しやすいため、時間を無駄にしないためにも地下鉄を利用したスマートな移動を強く推奨します。
【パロマ瑞穂北陸上競技場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:雨の日でもトラックの個人利用はできますか?
A1:全天候型ウレタントラックのため、雨天時でも基本的に個人利用は可能です。ただし、台風などの荒天時や警報発令時には安全確保のため施設が臨時休館となる場合があります。
Q2:スパイクシューズのピンの種類に制限はありますか?
A2:トラック保護のため、全天候型専用ピン(平行ピンなど指定の形状・長さ)の使用が定められています。オールウェザー専用以外のピンや過度に長いピンは使用禁止となっています。
Q3:夜間照明は点灯しますか?
A3:夜間利用枠(17:30〜21:00)の一般開放日には照明設備が点灯し、仕事帰りや学校帰りのトレーニングも快適に行えます。点灯スケジュールは当日の利用状況によって管理されます。
パロマ瑞穂北陸上競技場は、名古屋の陸上競技文化を支える実力派トラックとして、日々の市民利用から競技力向上まで確かな価値を提供し続けています。
メインスタジアムのリニューアルと一体となったエリア全体の進化により、今後は周辺の回遊性や観戦・練習環境がさらに向上していく見通しです。正確な開放スケジュールを把握し、ルールを守りながら質の高いトレーニング環境を存分に活用してください。