2016年夏のフジテレビ系月9枠で放送され、日本中に“スキコト旋風”を巻き起こしたドラマ『好きな人がいること』。主演の桐谷美玲演じるパティシエ・櫻井美咲と、海辺のレストランを営むイケメン3兄弟の共同生活を描いた本作は、放送から年月が経った2026年の現在も、SNSのショート動画や配信サービスをきっかけに新たな世代のファンを獲得し続けています。
中でも圧倒的な支持を集め、今や実力派トップ俳優として君臨する山崎賢人のキャリアにおいて“最大のブレイクスルー”と称されるのが、次男の天才シェフ・柴崎夏向(しばさき・かなた)役です。不器用ながらも一途な愛をぶつけるツンデレな佇まい、視聴者を悶絶させた伝説のキスシーン、そして心に残る数々の名言の裏側について、当時の熱気と最新の配信動向を交えて深掘りします。
【伝説のツンデレシェフ】山崎賢人が演じた柴崎夏向が今なお愛される理由

本作で山崎賢人が演じた柴崎夏向は、海辺のレストラン「Sea Sons」を支える妥協なき料理人。最初は主人公・櫻井美咲に対して「お前」呼ばわりをし、泥酔した美咲の顔にソフトクリームを押し付けるなど、徹底的に冷たく当たるドSぶりが話題を呼びました。しかし、美咲がパティシエとして流す涙やひたむきな努力を誰よりも近くで見つめ、影から支え続ける姿に多くの視聴者が心を奪われました。
当時の山崎賢人のサーファー風のナチュラルな髪型や小麦色に焼けた肌は、これまでの少女漫画原作映画で見せていた“正統派美少年”のイメージを鮮やかに更新。無口で感情を表に出さない夏向が、美咲にだけふと見せる柔らかい微笑みや切ない眼差しは、現在見返しても息をのむほどの破壊力を秘めています。まさに山崎賢人の月9ドラマ代表作として燦然と輝く原点です。
『スキコト』が社会現象となった最大の要因は、計算し尽くされた胸キュンシチュエーションの数々です。なかでも第5話、夕暮れの江の島水族館前で繰り広げられた夕日をバックにした不意打ちのキスシーンは、ドラマ史に残る名場面として語り継がれています。美咲の頬を手で包み込み、言葉よりも先に行動で想いを伝えたこのアプローチは、SNS上を熱狂の渦に巻き込みました。
さらに夏向が放つセリフは、どれもシンプルでありながら破壊力抜群でした。「俺がいるだろ」「お前が好きだ」「お前がアイツ(千秋)の部屋に入っていくの、見てらんねぇんだよ」といったストレートな言葉の数々は、飾らない夏向の不器用な情熱を物語っています。美咲をからかう「バ〜カ」という一言ですら、回を追うごとに愛おしさを増していく変化は、山崎賢人の繊細な演技力の賜物です。
【豪華すぎる柴崎3兄弟】三浦翔平・野村周平との絆と桐谷美玲との共演
作品を彩る人間関係の軸となったのが、個性の異なる柴崎3兄弟の存在です。長男で包容力あふれるレストランプロデューサー・千秋を三浦翔平が、三男でお調子者だが心優しいBMXライダー・冬真を野村周平が好演。夏の湘南ハウスで繰り広げられる男同士の軽妙な掛け合いと、複雑な血縁関係を乗り越えて深まる家族の絆は、単なる恋愛ドラマを超えた温かい余韻を残しました。
また、ヒロインを務めた桐谷美玲と山崎賢人の共演は、映画『ヒロイン失格』以来のゴールデンコンビとして放送前から大きな注目を集めていました。美咲のコロコロと変わる豊かな表情と夏向のポーカーフェイスが見事なコントラストを生み出し、実生活でも共演者陣の仲の良さがSNS等で発信されたことで、視聴者にとって「憧れの夏の青春」そのものとして記憶されることとなりました。
【聖地巡礼】江の島・湘南ロケ地とJYが歌う主題歌が彩った空気感
『好きな人がいること』の魅力を語る上で外せないのが、湘南・江の島エリアを中心とした徹底的なロケーション撮影です。兄弟が営むレストランの舞台となった海沿いのデッキテラス、美咲と夏向が歩いた七里ヶ浜の海岸線、江ノ島電鉄の駅舎など、潮風と波の音がそのまま伝わってくるような映像美は、夏の開放感を余すところなく捉えていました。
そして、元KARAの知英(JY)が歌う主題歌「好きな人がいること」のキャッチーなメロディと等身大の歌詞は、作品の世界観と完全にシンクロ。ドラマのオープニング映像とともにTikTokやYouTube等でも長きにわたりカバーされ続け、イントロが流れるだけで誰もが瞬時に“あの夏”へと引き戻されるタイムカプセルのような役割を果たしています。
【結末とネタバレ】最終回のあらすじとネットの反響・歴代月9での評価
物語のクライマックスでは、パティシエとしての夢を叶えるためにニューヨークへ旅立つ決意をした美咲と、一度はそれを突き放すように見送った夏向の切ない葛藤が描かれます。美咲が旅立つ当日、空港へと駆けつけた夏向が放った「お前がどこにいようと関係ない。俺がそばにいてやる」という言葉とともに交わされたラストのキスシーンは、全10話を締めくくる最高のカタルシスとなりました。
当時のネットの反応や評判は最終回直後にトレンドを独占。「夏向ロスで前が見えない」「歴代の月9で一番キュンキュンした夏ドラマ」といった絶賛の声が溢れました。2000年代後半以降の恋愛ドラマが苦戦する傾向にあった中で、王道の胸キュンと美しい情景描写を愚直に突き詰めた本作は、平成後半を代表する恋愛エンターテインメントの傑作として高く評価されています。
【2026年最新】『好きな人がいること』の見逃し配信と視聴方法
現在、『好きな人がいること』を全話高画質で視聴したい場合、フジテレビ公式の動画配信サービス「FOD Premium」にて全エピソードが見放題配信されています。スピンオフ企画や当時の関連コンテンツを含めて一気見できるため、夏向の成長と胸キュンシーンをじっくり堪能したい方には最適な環境が整っています。
また、夏休みシーズンや山崎賢人の新作出演タイミングなどには、民放公式テレビ配信サービス「TVer」でも期間限定の無料再配信が定期的に実施されています。公式の正規配信プラットフォームを活用することで、色褪せない夏のときめきをいつでも安全・快適に追体験することが可能です。
【好きな人がいること・山崎賢人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山崎賢人が演じる柴崎夏向の魅力は何ですか?
A1:普段の無愛想でクールな態度と、ヒロインのピンチにだけ見せる圧倒的な包容力・優しさのギャップです。料理に対するストイックな姿勢や、直球すぎる愛の告白も視聴者の心を掴みました。
Q2:ドラマの主なロケ地はどこですか?聖地巡礼はできますか?
A2:神奈川県の湘南・江の島エリアがメインロケ地です。七里ヶ浜海岸、新江ノ島水族館、江ノ島シーキャンドル周辺など、現在も多くのファンが訪れる観光名所が劇中に多数登場しています。
Q3:『好きな人がいること』はどこで配信されていますか?
A3:2026年現在、フジテレビの公式配信サービス「FOD Premium」にて全話独占見放題配信中です。また、TVer等で不定期に無料配信が行われることもあります。
映画や大作ドラマで重厚なアクションや難役を次々と演じ、名実ともに日本を代表するトップランナーとなった山崎賢人。そのキャリアを振り返る上で、等身大の若さと熱量を余すところなく注ぎ込んだ『好きな人がいること』の柴崎夏向という役柄は、今なお特別な光を放っています。
江の島の青い海と夕暮れ、胸を締め付ける名言、そして切なくも温かい恋の軌跡。何年経っても色褪せない夏の記憶を、ぜひ配信サービスで再び味わってみてください。