日本トップクラスのYouTuber・HIKAKIN(ヒカキン)が過去に公開した「トイレットペーパーを大量購入する動画」は、公開から年月が経った現在でもネット上で語り継がれる伝説のコンテンツです。部屋を埋め尽くすほどのトイレットペーパータワーに、当時の視聴者は度肝を抜かれました。
しかし、後に社会現象となった買い占め騒動でのデマ拡散や、「あの20年分の在庫は本当に使い切ったのか?」という疑問など、この企画にまつわる話題は尽きません。本稿では、ヒカキンがトイレットペーパーを大量購入した当時の経緯から、デマ騒動の真実、そして気になる在庫の行方までを詳しく検証します。
【発端と経緯】なぜ1000ロール買った?HikakinTV5周年の伝説企画

ヒカキンがトイレットペーパーを大量に買い込んだのは、2016年8月8日に公開された動画「トイレットペーパー20年分買ってみた!HikakinTV 5周年記念!」がきっかけでした。
当時、自身のチャンネル開設5周年を迎えたヒカキンは、視聴者に強いインパクトを与える記念企画を模索。「生活必需品であり、絶対に腐らないもの」という実用性とユーモアを兼ねた結果、導き出されたのが「トイレットペーパーを一生困らないレベルでまとめ買いする」という前代未聞の豪快なネタでした。
届いた巨大な段ボールの山を開封し、リビングに積み上げて作られたトイレットペーパーの壁は圧巻の一言。当時のYouTube界隈における「やってみた系」動画の金字塔として、公開直後から爆発的な再生回数を記録しました。
【デマの真相】2020年コロナ禍で起きた「買い占め疑惑」と迅速な対応
この平和な記念動画が思わぬ形で再燃したのが、2020年2月下旬から3月にかけて発生したコロナショック初期の紙製品品薄デマでした。SNS上で「トイレットペーパーが店頭から消える」という根拠のないデマが拡散し、全国各地のドラッグストアで買い占めが発生した時期です。
この混乱の最中、一部の悪質なネットユーザーが2016年に公開されたヒカキンのサムネイル画像を無断転載。「ヒカキンがトイレットペーパーを買い占めている」といったフェイクニュースを拡散させました。文脈を知らない一部のユーザーがこれを鵜呑みにし、批判の声が上がりかける事態に発展したのです。
これに対し、ヒカキンは即座に公式SNSで声明を発表。「その動画は2016年のものです。現在の買い占めではありません」と冷静に注意喚起を行い、デマの火種を瞬く間に鎮火させました。ネットリテラシーの重要性と、インフルエンサーとしてのヒカキンの危機管理能力の高さが改めて評価された出来事でした。
【どこで買った?銘柄は?】ネピア1000ロールの圧倒的物量と購入ルート
動画内で購入されたトイレットペーパーの総数は、約1,000ロール(段ボール数十箱分)に及びます。1人が1年間に消費する平均的なロール数(約50ロール前後)から逆算し、タイトル通り「約20年分」という途方もない計算になります。
購入した銘柄は、品質に定評のある王子ネピアの「nepia プレミアムソフト」シリーズなど。肌触りや使い心地にこだわるヒカキンらしいセレクトでした。
実店舗で買い占めたのではなく、正規のネット通販(ECサイト)を通じてメーカーや問屋の正規ルートから一括注文されたものです。一般消費者の店頭在庫を奪う形ではなく、流通に配慮した上でのエンタメ企画であった点も、後年の検証で再確認されています。
【現在どうなった?】20年分の在庫は使い切ったのか?歴代引っ越しでの結末
読者が最も気になっている「あの20年分のトイレットペーパーは使い切ったのか?」という結末についてですが、その後の経過はヒカキンの歴代「引っ越し動画」の中で度々明かされています。
2016年の購入以降、ヒカキンは複数回の大規模な引っ越しを行っていますが、そのたびに大量のトイレットペーパーが新居のクローゼットへ大移動する様子が恒例のネタとなっていました。引っ越し業者も思わず苦笑いするほどの段ボールタワーは、ファンの間でお馴染みの光景でした。
その後、年月が経過するにつれて以下のルートで確実に消費・整理が進みました。
自身や同居家族での日常使いはもちろんのこと、UUUMのスタッフや後輩クリエイターへの「おすそ分け・ギフト」として配られたり、事務所やスタジオでの備品として有効活用されたりしました。購入から数年が経過した段階で、かつて部屋を埋め尽くしていたストックはほぼ完全に役目を終え、現在は当時の在庫は残っていない状態となっています。
【ネットの反応】ネット民を騒がせ続けた「ヒカキンのトイレットペーパー伝説」
この一連のトイレットペーパー騒動について、ネット上では今なお多くの愛あるツッコミや感心の声が寄せられています。
「5周年の記念にトイレットペーパーを一生分買うセンスが最高」「引っ越し動画を見るたびにトイレットペーパーがまだあって笑った」といったエンタメとしての純粋な評価が目立ちます。また、2020年のデマ騒動をリアルタイムで見ていたユーザーからは、「昔の動画を切り抜かれて炎上しかけたのは災難だったけれど、神対応で一瞬で沈静化したのはさすが」と、その誠実なスタンスを称賛する意見が多数を占めています。
【ヒカキン トイレットペーパー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヒカキンがトイレットペーパーを大量購入したのはいつですか?
A1:2016年8月8日にHikakinTVのチャンネル開設5周年記念動画として公開されました。
Q2:コロナ禍の買い占め疑惑は本当だったのですか?
A2:完全なデマです。2020年の品薄騒動時に、2016年の過去動画の画像が悪質に切り抜かれて拡散されたもので、ヒカキン自身がSNSで即座に事実無根であると訂正しました。
Q3:1000ロールのトイレットペーパーはどこで購入したのですか?
A3:街のドラッグストア等の店頭ではなく、Amazonなどのネット通販を利用して正規にまとめ買い発注されました。
Q4:20年分あったトイレットペーパーは現在も残っていますか?
A4:現在は使い切られており残っていません。日々の個人利用に加え、事務所スタッフへの配布や引っ越し時の整理を通じて完全に消費されました。
ヒカキンのトイレットペーパー大量購入企画は、YouTube黎明期からトップを走り続ける彼のスケール感とユーモアを象徴する出来事でした。記念企画としての爆笑から、予期せぬデマ被害、そして引っ越しを通じた長期的な消費劇まで、一つの動画から生まれたドラマはネットカルチャーの歴史に深く刻まれています。
奇抜な企画でありながら、誰一人傷つけず、最終的にすべて使い切るというオチまで含めて、ヒカキンが長年愛され続ける理由が凝縮されたエピソードと言えます。