かつて愛犬家たちの聖地として圧倒的な知名度を誇った「羽鳥湖高原レジーナの森」。愛犬同伴で宿泊できる本格リゾートの先駆けとして親しまれていましたが、「久しぶりに予約しようとしたら見当たらない」「閉館してしまったのか」と疑問を抱く声が今なお後を絶ちません。
結論からお伝えすると、現地のリゾート施設が完全に消滅したわけではありません。施設は運営体制の刷新に伴い大幅な進化を遂げ、現在は「エンゼルフォレスト白河高原」としてさらなる人気を集めています。かつてのレジーナの森が辿った改称の経緯から、現在の最新宿泊プラン、天然温泉やキャンプ場のリアルな口コミ評判まで徹底取材しました。
【閉館の真相】羽鳥湖高原レジーナの森はなぜ名前を変えたのか?

「羽鳥湖高原レジーナの森」という名称が姿を消した背景には、リゾート運営事業の事業譲渡とブランド再編が存在します。かつて同施設を運営していた東京建物グループは、ホテル事業のポートフォリオ見直しを進める中で、2017年に株式会社エンゼルへ施設運営を移管しました。
これに伴い、施設名はまず「エンゼルフォレスト那須白河」へと改称。その後、より正確な地域ブランディングと認知度向上のため、2023年春に現在の「エンゼルフォレスト白河高原」へと名称が変更されました。つまり、ネガティブな理由による閉館ではなく、リゾート再生に強みを持つエンゼルグループのもとで設備投資とサービス拡充を行うための前向きな再出発でした。
現場では旧レジーナ時代の広大な敷地や自然環境をそのまま生かしつつ、ドッグラン付きコテージの新設やグランピングエリアの強化、サウナ設備の導入など大規模なリニューアルが継続的に実施されています。
レジーナリゾートとの違いと比較|現在の運営会社とブランドの住み分け
愛犬家の間でしばしば混乱を招くのが、「レジーナリゾート(富士、軽井沢、箱根など)」と「現在のエンゼルフォレスト白河高原」の関係性です。かつては同じ系列として展開されていましたが、現在は運営母体もブランドコンセプトも完全に分離しています。
現在、東京建物リゾートが展開する「レジーナリゾート」は、客室温泉や愛犬用高級アメニティ、本格会席料理などを売りにした「高級温泉ホテル・モダン旅館」のスタイルを軸としています。記念日利用や大人のラグジュアリーステイに特化しているのが特徴です。
一方、エンゼルグループが運営する「エンゼルフォレスト白河高原」は、東京ドーム数十個分に匹敵する広大な森と湖を活かした「滞在型アウトドア・ウェルネスリゾート」です。独立型コテージでの愛犬との気兼ねない滞在、本格的なキャンプ体験、カナディアンカヌーやフィッシングなど、自然と一体になれるアクティビティの豊富さにおいて際立った個性を発揮しています。
「エンゼルフォレスト白河高原」へ進化!愛犬同伴コテージと宿泊プラン・料金
施設名が変わった現在も、「愛犬といつでもどこでも一緒に過ごせる」という基本設計は一切ブレていません。むしろ愛犬同伴専用の宿泊棟は年々バリエーションを増やしており、利用者の目的や予算に応じた多彩なプランが用意されています。
人気を集めているのが、専用のプライベートドッグランや天然温泉風呂が付いた「ログコテージ」や「グランピングキャビン」です。周囲の目を気にすることなく愛犬をノーリードで遊ばせることができ、ウッドデッキでのBBQや地元福島県産食材を使ったバイキングなど、食事スタイルも柔軟に選択可能です。
気になる宿泊料金の目安は、スタンダードなコテージ素泊まりプランで1名あたり1泊1万円台前半〜、夕朝食付きや温泉付きプレミアムコテージでは1名あたり2万円台半ば〜4万円前後(2名1室利用時)となっています。時期や早期予約割引によって変動するため、旅行計画が決まり次第、公式サイトや主要旅行予約サイトでの早めの空室チェックが推奨されます。
名湯「羽鳥湖温泉 彩光の湯」とサウナの評判|日帰り利用と愛犬専用スパ
レジーナの森時代からの名物であり、現在も多くのリピーターを惹きつけてやまないのが、敷地内から湧出する「羽鳥湖温泉 彩光の湯(さいこうのゆ)」です。泉質はpH値の高いアルカリ性単純温泉で、肌にしっとりと吸い付くようなとろみのある湯ざわりから「美肌の湯」として高い評価を得ています。
開放感あふれる大露天風呂や内湯はもちろん、近年は水着着用で楽しめるガーデンスパや本格的なフィンランド式ログサウナも愛好家の間で話題です。大自然の澄んだ空気の中で行う外気浴は、日常の喧騒を忘れさせる特別なリラクゼーション体験を提供してくれます。
愛犬家にとって嬉しいのが、愛犬専用のマイクロバブル温泉やドッグスパが完備されている点です。散歩やドッグランで思い切り走った後、愛犬の毛並みをふんわり整えながら一緒に温泉気分を味わえるとあって、口コミでも極めて満足度の高い設備として挙げられています。
羽鳥湖高原の大自然を満喫!キャンプ場施設案内と天栄村の観光スポット
宿泊棟だけでなく、高規格キャンプ場としての充実度も国内トップクラスです。全区画にAC電源が完備されているほか、愛犬をノーリードで過ごさせることができる「ドッグフリーサイト」、キャンピングカー対応サイトなど、初心者から上級者まで快適に過ごせる設備が整っています。炊事場はお湯が出る仕様になっており、冬キャンプの愛好家からも熱烈な支持を集めています。
リゾートが位置する福島県岩瀬郡天栄村(てんえいむら)周辺には、豊かな観光名所が点在しています。英国の伝統的な街並みを再現した「ブリティッシュヒルズ」をはじめ、四季折々の絶景が広がる羽鳥湖周辺の展望台、歴史ある名刹など、愛犬とドライブしながら立ち寄れるスポットには事欠きません。
道の駅「羽鳥湖高原」では、天栄村特産のヤーコンを使ったご当地グルメや新鮮な高原野菜が手に入り、お土産選びにも最適です。
【羽鳥湖高原レジーナの森】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:羽鳥湖高原レジーナの森の当時の会員権や要点は現在どうなっていますか?
A1:運営会社の変更に伴い、当時のレジーナ会員制度やサービス体系はエンゼルグループの新たな宿泊システムへ移行・再編されています。旧会員制度に関する個別のお問い合わせや現在の優待条件については、エンゼルフォレスト白河高原の公式インフォメーション窓口にて詳細を確認することができます。
Q2:犬を連れていなくても宿泊やキャンプ、温泉の利用はできますか?
A2:もちろん可能です。ペット同伴客が中心ではあるものの、一般の観光旅行、温泉湯治、本格的なアウトドア目的の宿泊者も歓迎されています。一般客専用のコテージエリアやキャンプサイトも用意されており、誰でも快適に滞在できます。
Q3:冬場のアクセスで雪道対策(スタッドレスタイヤ)は必須ですか?
A3:標高約800メートル前後の高原地帯に位置するため、例年11月下旬から4月上旬頃にかけては積雪や路面凍結が発生します。冬季に車でアクセスする場合は、スタッドレスタイヤの装着またはチェーンの携行が必須となります。
かつて「羽鳥湖高原レジーナの森」として親しまれたリゾートは、名前こそ「エンゼルフォレスト白河高原」へと変わったものの、その魅力は色あせるどころか、時代のニーズに合わせて大幅にスケールアップしていました。
愛犬とどこでも一緒に過ごせる自由度の高さ、名湯「彩光の湯」の癒やし、そして雄大な羽鳥湖高原の自然環境。かつての思い出を胸に再訪するファンにとっても、初めて訪れるキャンパーや旅行者にとっても、今なお唯一無二の感動を与えてくれる特別なリゾートであり続けています。